潜在意識と波動測定


潜在意識が変われば現実が変わる

顕在意識と潜在意識という言葉をご存知の方も多いと思います。有名な精神分析学者であるフロイトや精神科医・心理学者であったユングが提唱した概念で、人の意識の構造を現した言葉です。

顕在意識とは「表面に現れている意識」「自分の知っている自分」「自分の知っている自分の記憶」などを指します。自分が今、何を感じたり考えたりしているのか、そしてそれに対してどう反応・行動しようとしているのか、それを自ら認知・判断・反応できる意識領域のことです。
人の意識全体を100%だとすると、この顕在意識はたったの5%でしかないのだそうです。
それに対して潜在意識は「表面に現れない意識」「自分の知らない自分」「自分では認識できない自分の中の記憶」などです。なんと 潜在意識は人の意識全体の95%に及ぶと言われています。
つまり「自分の知っている自分は5%」で、「自分の知らない自分が95%」だということになります。

例えば、「絶対に今、取り掛からねばならない作業」があったとします。しかしどうしてもやる気が起こらず、着手することができません。冷静に考えれば、今やらなければならないことは明白です。しかしどうしても始められません。
誰かに「なんでその作業をやらないの?」とたずねられると、「やる気がわかないから」と答えるしかありません。着手しないといけない、という自覚はとても強く、しかもその作業を始めるのを阻害する障害もありません。しかしどうしても着手できません。ただ気持ちが乗らないとしか言いようがないのです。
「やらなければならない」と分かっていながら、どうして始められないのでしょう?
「やらなければならない」と分かっているのが自分の5%の顕在意識です。それに対し「どうしても、なぜか始められない」原因は自分の95%の潜在意識からの影響なのです。5%対95%ならば、その困難を簡単に乗り越えられないのも当然かもしれません。

図で95%の部分の話をいたします。
「意識のピラミッド」では5%の顕在意識のすぐ下は「個人的無意識」です。ここには、先ほど述べた「自分の知らない自分の情報」が貯蔵されています。そしてさらに「意識のピラミッド」が下に向かって広がっていくと、やがて他人の「意識のピラミッド」と重なり始めます。この重なりの部分を「普遍的無意識」と呼びます。全ての人は「普遍的無意識」という領域で繋がっていて、様々な潜在意識的情報を共有していることになるのです。

先ほどの問題に戻ると、「分かっているのに作業が始められない」のは、「個人的無意識」から上がってくるネガティブな記憶の影響かもしれませんし、もしかすると「普遍的無意識」に存在するネガティブな思考の影響かもしれません。
人は、自ら認知できない深い意識の領域から、そして人類の意識が持つ膨大な情報から様々な影響を受けているのです。人生が簡単には思うようにいかない訳は、ここから来ているのです。

この話では、「思うように行動できない」という簡単な問題を例にしましたが、実は人の意識は現実世界を大きく左右するとされています。今や常識のように言われる「引き寄せの法則」等で語られるように、自分の目の前で起きている出来事は、全て自分の心の中が投影されたものなのです。つまり人の潜在意識の中の情報がこの現実世界を作り出しているのです。
健康問題で悩んでいる自分も、経済問題でピンチな自分も、人間関係で困っている自分も、全てその方自身の潜在意識の情報が大きく影響をしている、と私たちは考えます。

「目には見えないけれども、潜在意識の中には解決すべきテーマが存在している」とした時、それをどうにかアシストすることはできないのでしょうか?目に見えない世界の、目に見えないテーマの解決。それこそが波動測定の出番なのです。
数霊セラピー波動測定器達(KTSシリーズ)は、そんな心の奥底にある障壁を「波動測定」という手法で探索し、そして修正することが出来る機器である、として私たちは使用しています。
その中でもKTSプロは、潜在意識のとても深い領域を探索することが可能なモデルだと感じます。機械だけでは出来ない。人間だけでは偏りが出てきてしまいかねない、非常に繊細で深い領域の測定と修正。それが可能なのは、熟練した操作者と機械が一体となって測定するKTSプロならではなのです。

数霊セラピーは、潜在意識の問題を修正することが出来ます。しかし潜在意識の問題はあくまでも「95%」です。残りの「5%」は顕在意識の問題なのです。つまりご自身で努力が必要です。「波動測定」だけで全てが解決してしまっては、せっかくこの世に生れてきた意味がありません。ここは留意していただかなければなりません。
数霊セラピーは、アクセルを踏むと自動でスイスイと走ってくれる走る自動車ではなく、自身の踏力を力強くサポートしてくれる電動アシスト自転車だと捉えていただくと良いかと思います。

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